円高が進行し、本日、史上最高値に迫る76円代を記録した。
海外旅行をする分には歓迎だが、日本経済のことを考えると、憂うべき事態。
急激な円高の進行は、輸出を得意とする製造業の競争力を弱め、空洞化につながる。ここ20年、日本が衰退してきた大きな一因でもある。そして、ここ2週間の急激な円高。一番の問題は、日銀が為替相場に介入していないこと。今の76円代は、日本の製造業にとっては限界を超えているレベル。
日本の国際競争力のある産業は、自動車、電気、部品等の製造業。
金融やサービス業は、世界と戦うだけの実力はない。
今回の円高で多くの製造業が日本でモノづくりを続けることに限界を感じている。
管総理、海江田経産相、政治家の皆さん、あなたたちが経済音痴では困る。これ以上、空洞化が進めば、製造業がどんどん海外に拠点を移し、日本の将来はない。
日本として、これ以上の円高を認めない、という姿勢を内外に見せる、とても大事なこと。
何も決めない、決断をしない、リスクを取らない、そんな政治家は不要だ。
早く為替に介入しろ! そして、日本の製造業を守ろう!
サンテプラス
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坂田