【実演&解説】坂田直明(立教大学相撲部 監督 / フレックスクッション開発者)

テッポウの基本姿勢

  • 全身の位置

    テッポウの基本姿勢 全身の位置

    スタート(左画像)

    • 両かかとの間は約25㎝
    • 腰は少し下ろす。パワーポジション(=一番力が入る位置)

    テッポウの動作中(右画像)

    • 右手と右足が一緒に前に
  • 足の基本位置

    テッポウの基本姿勢 足の基本位置
    • 足も膝(ひざ)もガニ股。45~50度開く。
    • かかとの間は約25cm空ける
    • 体重は親指の付け根~母指球に
    • 膝(ひざ)を少しだけ緩め、腰に力が入るポジション
  • 顔の位置・目線

    テッポウの基本姿勢 顔の位置・目線
    • アゴを引く
    • 上目づかい
  • 腕や手の位置

    テッポウの基本姿勢 腕や手の位置
    • 肘(ひじ)から前に出す感覚で
    • 結果的に腕と手が前に出る
    • 脇を閉めたまま(脇が開かないように=相撲の基本)
    • 手もガニ股(45~60度)

STEP 1 タイミングを取る練習

まずはタイミングを取り、盆踊りやダンスのように基本の動きを覚える。呼吸も大事。

テッポウの基本姿勢

  • 下記のテッポウの基本姿勢を参考に。
  • 肘(ヒジ)から前に出す感覚
  • 脇を締めて

呼吸に関して

  • テッポウ柱を叩く際、腹から息を吐く
  • 「シュッ」と歯の間から一気に空気を吐く
  • 体全体を基本姿勢に戻す際、自然に息を吸う

*Level 2 / Level 3にも共通

STEP 2 テッポウ モダン版

現在、主流になっているテッポウのスタイル。腕や手の上下の動きがないのが特徴。まずはこれをマスターしよう。

手と足の連動した動き

  1. 右手右足を同時に前に出し、柱をたたく
  2. 右足を後ろに戻しながら、同時に左手を後ろに引く
  3. 左手左足を同時に前に出し、柱をたたく
  4. 左足を後ろに戻しながら、同時に右手を後ろに引く

(1~4の繰り返し)



STEP 3 テッポウ クラシック版

昭和時代に多く見られたテッポウ。突いていない腕(かいな)を返しているのが特徴。肩甲骨周辺もストレッチされる。完成形。

手と足の連動した動き

  1. 右手右足を同時に前に出し、柱をたたく
  2. 右足を後ろに戻しながら、同時に左手を後ろに引き、右手の腕を返す
  3. 左手左足を同時に前に出し、柱をたたく
  4. 左足を後ろに戻しながら、同時に右手を後ろに引き、左手の腕を返す

(1~4の繰り返し)


テッポウの目的

  • 体幹部を強化し、押す&前に出る力をつけるトレーニング
  • 腰から出る力を腕を経由して効率的に前に押す力に変えるトレーニング
  • 四股(しこ)の上半身版。肩甲骨周辺を動かし整える。ケガ予防。

テッポウの特徴

  • 強度の調整が自由自在な自重トレーニング
  • 相撲の動きをしながらの実践的なトレーニング
  • 同側(どうそく)の動きがとても日本的
    =右足と右手が一緒に前へ 左足と左手が一緒に前へ

テッポウの前後のおすすめストレッチ

ウォームUPとクールダウンでストレッチをしましょう!フレックスクッションを使うと、より効果的です。

  • フレックスクッション®使用

    フレックスクッション

    骨盤を立て、効果的にストレッチ

  • 1

    「安座から内転筋」のエクササイズ画像

    両足を合わせて膝を押す

  • 2

    「体幹のサイドストレッチ」のエクササイズ画像

    体側と股関節のストレッチ
    左右に体を倒しながら

  • 3

    「胸部のストレッチ」のエクササイズ画像

    上体のストレッチ
    胸椎・胸郭周辺を伸ばすく

  • 4

    四股の前後のおすすめストレッチ 両足を開いて前屈

    骨盤の前後に動かす
    開脚しながら骨盤を前後にく

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フレックスクッションの
主な導入事例

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